代表ライターの関です。

先日、出雲大社に参拝したのですが、

とても良いところですね!

特に「亀の尾の滝」というところが気に入りました。

 

さて、出雲大社には併設されている歴史博物館があり、

そこには南北朝時代の後醍醐天皇直筆の

「綸旨(命令書)」が展示されていました。

おそらく後醍醐天皇が、島根県の隠岐島に流されていた関係でしょう。

 

1000年前の人が自ら書いたものを、

目の前で見ることができるのは、

考えてみればすごいことですね。

 

しかし文書にさえなっていれば、

このように1000年後まで記録が残ります。

一方、文書になっていなければ、

数十年も経てば、まったく何も残りません。

(実際、私はあるメディアの仕事で、

ほんの30年前に亡くなった方の取材をしましたが、

本当に記録が無く、大変苦労しました)

 

自分史という形の文書を残すことで、

子孫は、まざまざと自分達のご先祖様の人となりを知ることができます。

これは何よりの贈り物であり、遺産なのではないでしょうか。

そんなことを考えた、出雲への旅路でした。